商工会加入のきっかけ

当社は先代の時代から商工会に加入し、労働保険の手続きなどでお世話になっていました。しかし、私はこれまで産業振興財団を身近に感じており、商工会に経営相談をしたことはありませんでした。

現在の事業について教えてください

当社は、オゾン関連商品の研究・開発・製造・販売を行うメーカーです。

商工会をどのように活用しましたか？

ある日、商工会の会員の方と話す機会があり、「補助金申請や経営面で助言をもらっている。紹介しますよ」と声をかけていただきました。
早速、経営指導員を紹介してもらい、SNSを通じて繋がることができました。ちょうど検討していた「事業再構築補助金」について相談したところ、商工会の支援を受けながら進めることになりました。

その結果、補助金に採択され、新分野進出のための新規事業に着手することができました。補助金を活用した事業はすべて完了し、実績報告を行った結果、実績審査も無事通過し、補助金が入金されました。

それによってどのような成果が出ましたか？

我々の事業規模では、新分野進出をすべて自社負担で進める場合、高額な投資には大きなリスクが伴います。しかし、今回の補助金により、経費の3分の2が補助され、思い切ってチャレンジすることができました。これが最大の成果です。

商工会の支援を受けての感想

以前関わった商工会の方々には、高度で専門的な相談は難しいのではないかと感じていました。そのため、今回も支援が本当に受けられるのか半信半疑でした。
しかし、実際に商工会の方々とお会いして補助金申請のサポートを受ける中で、事業者が求める支援ニーズに対して、多くの情報とノウハウを持っていることを実感し、驚くと同時にとても助かりました。

また、補助金を活用して開発した新製品を展示会に出展したところ、「当社の抱えていた課題解決に繋がる」とお客様からの反響がとても良く、今後の事業展開に大きな希望を持てるようになりました。商工会の支援に心より感謝しています。

最後に、商工会を利用して改めて感じたことは、「近くで相談できる利便性」です。相談したい時にすぐ行けるし、必要に応じて担当者が訪問してくれる。この時間と距離の利便性ははとても素晴らしいと思いました。